京都大学卒女子プロ家庭教師さんのご紹介(Part3)
先月から特集を組んでご紹介させて頂いている京都大学女子プロ家庭教師さん!
今回は今までと違って「京都大学女子寮」についてどわ~~っと書いていただいたのでご紹介いたします!ちなみに今回でご紹介ラストとなります!!もし私も紹介してほしい!!っていう先生がいらっしゃいましたらお問い合わせフォームよりご連絡くださいね!!
京都大学女子寮ライフ① 女子寮に入ることになった経緯
私は、京都大学在学中は京都大学女子寮におりました。
大変楽しく、充実していたので、その時の女子寮ライフをお伝えできればと思います。
(※現在は、女子寮は建て替えられたそうで、建物の雰囲気は変わっています。
その点はご了承くださいませ。)
まず、私が女子寮に入ろうと思った経緯をご説明いたします。
京都大学に入学当初、女子の生徒のあまりの少なさにびっくりしました。
教授陣にもほぼ女性の先生はゼロ。
私は経済学部だったのですが、大勢の教授陣の中で一人だけ女性の先生がいらしたのを覚えています。
高校では、経済学部だったら3~4割はクラスに女子の生徒さんがいると思うよ、と聞いていたので、入学して驚きました。
実際は、クラスに女子が5人。ちなみに経済学部は1クラス50人クラスでした。
学年全体では5クラスほどあったように記憶しています。
大学の授業は高校までの授業と違って、基本的に選択制です。
クラスに女子が5人いると言っても、英語のクラスで週2回会う以外は、顔を合わせることがあまりありません。
最初の2カ月ほどは、クラスの何人かの女子と、お昼休みの待ち合わせをしていたものの、
だんだん授業時間がそれぞれ異なるため、集まりが悪くなっていきました。
「これは困ったな、女の子の仲のいい友達ができないかもしれない」と、
とても寂しい気持ちになったのを覚えています。
そんな一回生の夏に、女子寮の入寮案内を見かけました。
これが私の女子寮、応募までのきっかけです。
京都大学女子寮ライフ② 相部屋生活1
※私が女子寮を卒寮して以来、建て替えがあったそうなので、当時とシステム等は変わっているかもしれません。その点はご了承くださいませ。
京都大学女子寮ライフで思い出すこととの筆頭は、やはり「相部屋」生活かなと思います。
なので、今日は、相部屋生活について少し書こうと思います。
私が、女子寮に在籍していた時、人数構成は35人。
3人の上級生が一人部屋(といっても、2人部屋の半分の広さでした)、
残りの32人は2人部屋の相部屋という構成でした。
私は1回生の秋に入寮して、4回生の最後まで女子寮に在籍しておりましたが、ずっと相部屋にいました。
最初の3年ほどが同級生の女の子と、残りの1年が下回生の女の子という組み合わせでした。
従来は、寮の先輩、後輩という組み合わせになるそうなのですが、
私は途中入寮だったので、たまたま部屋の都合上、同級生同士の組み合わせでした。
他の部屋のメンバーはすべて先輩、後輩の組み合わせでした。
共同生活ははじめてですし、親元から離れるのも初めてなので、
女子寮に入れてうれしい反面、半分は不安な気持ちでした。
大丈夫かなと、思いつつ、女子寮生活、相部屋生活がスタートしました。
京都大学女子寮ライフ③ 女子寮の面白い(?)言葉①
(この写真は吉田寮です)
今日は女子寮で遭遇した、面白い(?)言葉を紹介したいと思います。
いわゆる隠語、もしくは業界用語みたいなものです。
私も女子寮に入って、はじめて女子寮ワードを学びました。
はじめは、同期の子や先輩方がその言葉を使っていても
何を言っているのかさっぱりわかりませんでした。
①「UC」
この言葉は、「ゆーしー」とよみます。
よく女子寮生のあいだで「UC(ゆーしー ※英語っぽい発音)」という言葉が飛び交っていました。
私は初めて聞いた時「????」となり、相部屋の子に、部屋に帰ってから聞きました。
「UC(ゆーしー ※英語っぽい発音)」って何?
ちなみに、この言葉、なにを表現していると思いますか?
答えは
運営委員会の略語です。
うんえいいいんかい
⇓
運営の「う」の「U」
委員会はなぜか英語に直し、「committee」の頭文字から「C」
あわせて「UC」
いや、絶対わからないだろう、、、
と当時の私は、心の中で思いっきり、つっこみました。
(説明してくれた同期の子も、先輩も由来はわからないみたいでした。)
代々ひきつがれたネーミングだそうです。笑
ちなみに、京大女子寮は、寮の運営は基本的に女子寮生35人全員参加です。
その上で、かわりばんこに、その全員を統括する5人のメンバーがいました。
その運営委員会、つまり「UC(ゆーしー)」は女子寮の代表という位置づけでした。
半年ごとの交代制(女子寮在籍していると、必ず全員経験する)でしたが、
担当しているときは、女子寮の「顔」なので、
かなりの大役でした。
もちろん私もやりました。笑
京都大学女子寮ライフ④ 寮生の居住スペース「南寮」と「北寮」
京都大学在学中は女子寮に所属していたので、
その時の生活模様をかいていきたいと思います。
建て替えがあったそうなので、
(京都大学の女子寮が建て替えになると女子寮OGあてに連絡がきていました。)
現在は様相が違ってはいますが、
当時は
「南寮」と「北寮」の2つの建物が敷地内にありました。
基本的に「南寮」と「北寮」が寮生の割り当てられた居住スペースです。
どちらの建物も2階建てで、私は南寮一階に住んでいました。
自分の部屋から出ると、すぐ隣の部屋が両隣にあります。
当時は木造建てだったので、ドアの開け閉めの音はよく聞こえました。
すぐ慣れたので大丈夫でしたが。
お隣の寮生(入った当時は主に先輩)に朝、よくお会いしました。
授業等の関係で、生活時間帯が同じだと、
割と高確率で朝起きるタイミングなどが重なります。笑
女子寮生は先輩・後輩・同期に関わらず、基本的にみなさんとても優しくフランクです。
寮内で出会った時も、挨拶とちょっとおしゃべりして、
「じゃ、またねー」みたいな感じでした。
京都大学女子寮ライフ5 京都大学女子寮生のバイト事情1
今日は女子寮生バイト事情について書いていきたいと思います。
女子寮では、女子寮生が代々引き継いでいる「バイト」がありました。
京都大学近くの、わりと京大生によく知られたお店が多かったです。
食べ物関係だと、ハンバーグ屋さん、洋食屋さん、割烹、お弁当屋さんなど。
変わり種だと、冬の風物詩「巫女さん」バイトや、京都大学に見学に来る高校生の案内バイトなどもありました。
たまに実験の被験者募集もありました。
(心理学のテストがほとんどでした。顔の表情の実験とか。)
これらのバイト募集は、女子寮生経由で話がきます。
女子寮には「女子寮生ノート」というものがありました。
基本的になんでも、かきこみOKで、女子寮生ならだれでも書き込めます。
「ホール」という共同スペース(普通のおうちでいうと、リビングにあたるようなところです。)に
この「女子寮生ノート」は置いてあります。
その「女子寮ノート」にだいたい、こういった女子寮生へのバイト告知がありました。
もちろん、バイト告知を書き込むのも別の女子寮生自身です。
春の年度代わりや、少しバイトの子を増やしたいなーという時に不定期で書かれています。
もし、誰かが「やってみたいなー」となると、書き込んだ女子寮生に連絡します。
普通に、廊下でばったり会った時に「ノートに書いてたバイトやりたい!!」と言って直接交渉してみたり、
女子寮ノートのバイト募集の書き込みのところに、
「そのバイト、やりたいです!! 名前」
と書き込みます。
普段から、共同生活を行っているので、そうなるととても話が早いです。
募集をかけた女子寮生が、あっという間に募集先のお店に話を通してくれます。
面接もあるかないか、あってもほぼほぼ雑談。笑
人柄もお互いだいたいわかっていますし、バイト事情も先に告知をかけた女子寮生から聞いているので、双方かなり円満に話が進みます。
新しくバイトスタッフとして入るときも、募集をかけてくれた女子寮生にダイレクトに話を聞けるので安心です。
バイト先の詳しい情報、しかもかなりリアルな情報を教えてもらえます。
こうやって、女子寮生のバイトは決定していきます。
京都大学女子寮ライフ6 女子寮ノート1
京大女子寮ライフですが、
今日は前回の記事で「女子寮ノート」に触れたので、
その「女子寮ノート」について書いてみたいと思います。
女子寮には、女子寮生の居住空間とは別に、みんなで集まってくつろげる、いわゆる「リビング」のようなスペースがありました。
女子寮生用語で「ホール」と呼ばれてた場所です。
この「ホール」の由来は、聞いたことがなかったのですが、
おそらく英語の「hall」からきているものと思われます。
そのまんまの意味ですね。笑
そこの机に必ず置かれていたのが、この「女子寮ノート」です。
かなり古い時からあったと思われます。
うろ覚えですが、私の時でナンバー40台だった気がします。
代々、女子寮生がこの女子寮生ノートをかき続けてきたようです。
基本的に、何を書いてもOKです。
今日の出来事、思った事、バイト募集の告知、前の書き込みになにか書き込む、などなど。
B5サイズの大学ノートに自由に書き込みます。
京都大学女子寮ライフ7 女子寮ノート2
京都大学女子寮の「女子寮ノート」ですが、
女子寮ノート、本当になんでもありでした。
かわいい絵が描いてあったり、小説のような文章が書いてあったり。
日記、ポエムっぽい文章もあったような。
基本的にみんな、大学の超難関二次試験
(理系でも国語の長文記述の問題があります。そして基本的に二次試験は全部ごまかしなしの記述。実力のほどが一発でわかります。)
を潜り抜けてきた人達です。
したがって文才がありました。
その上さらに、絵もとても上手だった記憶があります。
今でも心に残っている記述が
魚の「エイ」がかいてあった文章です。
魚の「エイ」とともに
「えいが、見たい」と書いてありました。
最初、水族館にでも行きたいのかと思いきや
「映画」ですね。
2つの意味をかけていたんですね。
その時、私は女子寮に入りたての1回生で、まだ少し緊張していたころなので、
このなごみ系のユーモアのある文章にとても癒されたのを覚えています。
当時、その記述をかいた先輩は4回生で卒論と院への試験対策で、図書室で缶詰めだったので終わったら、映画見たい!ということだったそうです。
私もその先輩とは、図書室でよくお会いしました。
卒試空け、無事に映画にいかれたと、後で聞きました。笑
こんな感じで、女子寮生ノート、かなり自由で楽しく、その時の女子寮生のキャラクターが如実にわかるものでした。
一冊書き終わるごとに、保管されていました。
今でもあるのかなー。
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